銅原子は、最外殻に一つだけ電子が余っている

Writer: admin Type: foresth Date: 2019-01-11 00:00
銅原子は、最外殻に一つだけ電子が余っている状態なので、この電子を放出して安定した状態になろうとしますとありますが、最外殻に一つだけ電子が余っているとはなにが余ってるのかわかりません。よろしくお願いします。###> なにが余ってるのか書いてあるように「電子」が余ってます。聞きたいのは違いますよね。余ってる状態があれば、不足してる状態もあります。過不足ない状態があって、余ってる・不足してる状態があるわけです。過不足ない状態は希ガスの状態です。希ガスの電子配置と比べてのことです。ナイス0
###なぜ電子が原子の中で特定の軌道という実は確率論に従う電子雲を保っているのかは、量子論の世界になるので図を描いてさえ説明するのが難しいのですが……原子核と電子は電荷に対して働く力”クーロン力”によって結び付いていますが、距離が遠いとその力は弱くなります。銅原子での最外殻に1つだけある電子は、実は厳密には原子核からの距離は最も外側ではありませんが、電子軌道の特異な性質上、エネルギー的にはやや低いのに1つだけで存在するので不安定で、正の電荷を持つ原子核から引かれる力に抗して容易に原子から飛び出します。銅原子はその電子を最外殻の軌道内に1つだけ持っていても不安定だし、原子から電子が飛び出してからは、負の電荷を1つ失って原子全体では正の電荷をおびて(=1価の陽イオン)となりやはり不安定で、今度は電子を引き付けようとします。「余っている」というのは”不安定”ということです。安定になるために銅原子は電子を1つ外に放り出して自由電子にすることで、その内側の電子軌道(M殻)の=3d軌道の5つの軌道に2つずつ詰まった10個の電子…でちょうど満席(充填殻化)になって原子核から等距離だからバランスが取れて安定なんです。でも安定なのは電子軌道側だけで、今度は原子核の正電荷が1つ分余るから…というのは上で書いた通り。ナイス0
###余っているというか、原子核から遠い電子が1個あって、遠いので自由に出たり入ったりしやすい(結びつきが弱い)という意味であまっているという表現になったのではないかと推察されます。ナイス0

 

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