チャイコフスキーの交響曲について。

Writer: admin Type: foresth Date: 2019-01-06 00:00
チャイコフスキーの交響曲について。クラシック音楽を愛する方々に質問です。私は小学生の頃から、レコードやテープで、チャイコフスキーの交響曲を聴いて来ました。基本的にはクラシック音楽は、どの音楽も価値が高く、どの作品が、どの作曲家が、一番、二番などと一概には言えない部分はある事を承知の上、質問です。チャイコフスキーの交響曲4、5、6番の中での、音楽的価値を考えると、私は小学生の頃から、 6>>4,5と、当たり前の様に思っておりました。つまり、6番が余りにも「きちがいじみた傑作」過ぎて、6番の価値の高さは突出していると確信していました。ところが、私が長じるにつけ、クラシック好きな友人の少なからずが、「いや、俺は6番より5番の方が優れているという思うぞ」等と言うのを聞きました。 もちろん、4番も5番も素晴らしい。色んな食い物が世の中にはあり、その食い物が、それぞれに素晴らしい様に。ただし、私的には、6番の輝きの前には、4,5番は、色褪せさえするほど、6番が凄すぎると思います。そこで、クラシック音楽を愛する方々に、この三曲の価値について、教えて頂きたく思います。共感した0###一般にどう評価されているかは別として、チャイコフスキー自身は4番と6番には自信を持っていました。おそらく、形式上や演奏上のバランスを欠いたとしても自分の出したいものを出せたという充足感があったのではないでしょうか。しかし5番は、後に人気が出てからはそうでもなくなったようですが、「あの中にはなにか嫌なものがある」みたいなことを手紙に書いていて、あまり認めていなかったようです。大衆受けを狙った嫌らしさを本人も感じ取っていたのかもしれません。したがって、作曲者の中の順位で言えば、6番>4番>5番でしょう。もちろん、おっしゃるとおりどの曲も素晴らしく、プロのなせる技としてきわめて高い水準にあります。私はチェロで4番と5番を演奏したことがありますが、4番は大変でしたね。トラウマになりそうでした。フィナーレなど全然弾けないところがあるし。それに比べると、5番は2楽章で素敵なメロディーも弾けて、楽しかった。ナイス0
###皆さま、貴重なお話を沢山、ありがとうございました!!5番の評価の高さに驚いたというよりも、6番の熱狂的ファンが少ない事に驚きました。6番の素晴らしさは、曲の形式やストーリー性を遥かに超えた所にあるのは当然です。私は管も弦も全く弾けない為、オケに入るという至福は得られず、聴くだけの立場ではその素晴らしさは理解できないでしょうが、改めて5番を反芻してみます。 私事ながら、6番は私そのものです。###聴くと演るでも違うのでは?私は5番かなぁナイス0
###この3曲の中で私が一番好きなのは5番です。音楽的にロシア風の美しく覚えやすいメロディが多くチャイコフスキーらしさが良く出ている。また交響曲のストーリー性として「苦悩から歓喜へ」を地で行くわかりやすさもあります。しかし音楽の「価値」ということになるとやはり6番かなと思います。5拍子のワルツだったり、最後に緩徐楽章を持ってきたり、とチャイコフスキーがかなり苦心して作ったということがわかるからです。6番が「悲愴」と題している上にたまたまチャイコフスキーの白鳥の歌になったため、この曲で彼が苦悩し「死」を覚悟していたかのように考えられています。しかしこの時期彼自身そんなことは全くなかった、ということで、6番は彼の心技体が充実していた時の作品だと思います。でなければこんな傑作は書けないでしょう。4番はピチカートで進める楽章があったりしたおもしろいのですが、全体的に上の二つに比べるとちょっとインパクトに欠けるかなという気がします。ですから音楽の「価値」としては、私の中では6>5>4です。ナイス0
###優劣で判断するには難しいと思いますが、「完成度」としてみればmay********さんのおっしゃるとおり5番が上だと思います。私は若いころ5番にはまりました(特に第二楽章)、デュトワ/モントリオール交響楽団、ハイティンク/コンセルトヘボウ管弦楽団は毎日のように聴いていました。一方6番の第一楽章冒頭のお化け屋敷?のようなメロディー(個人的な印象です 笑)は最初全く理解できず、最後まで聴いても「どこがいいのか?」という印象でしたね。でもだんだんと6番を聴いているうちに「きちがいじみた傑作」(←この例えいただきます 笑)の魅力を感じるようになり、今では6番を聴くことが多くなりました。第三楽章が終楽章のように盛り上がり、終楽章はフェードアウトして終わるって他では味わえない魅力は傑作だと思います。ちなみにsim********さんが挙げているマンフレッド交響曲ご存知ですか? 4番と5番の間に作られた曲ですが、「交響曲全集」に入っていないケースもあり知名度こそ低いですが、捨てがたいですよたしかに「誰が演奏してもさまになる」曲ではないです。https://www.youtube.com/watch?v=49yEimRY24g私はハイティンク/コンセルトヘボウ管弦楽団がお気に入りです。ナイス0
###(プロなら)誰が演奏しても(振っても)さまになる順番は下記のとおりでしょう。5>6>4(ついでに)>1>2>3>マンフレッド私は第4番しか演奏経験がありませんが、第5番はチャイコフスキーの全作品の中で最高傑作ではないでしょうか?チャイコフスキー/交響曲第5番ホ短調作品64エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮ロシア国立交響楽団(1997年4月21日、東京・サントリーホールで収録)https://youtu.be/1gD7o-475REナイス0
###「交響曲」としての完成度はご友人の仰る通り、私も第5番の方が上だと思います。第1楽章冒頭のクラリネットによる主題が全曲を支配しています。これはベートーヴェンの交響曲第5番ハ短調「運命」に通じるものがあります。また「苦悩から歓喜へ」という不滅のテーマも共通第4番の交響曲も素晴らしいのですが、どこか習作的なところがあるかと思います。第6番「悲愴」はチャイコフスキーの人生そのもの。エピローグという感じで私的な内容も含まれているかと思います。ロウソクが消えるように終わる終楽章も特異です。交響曲としては異端かなぁと思います。でも傑作ですね。それに内容てしてはチャイコフスキーの交響曲の中で最も深いものだと思います。ナイス0

 

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