バレエの発表会などを行う際の著作権について

Writer: admin Type: foresth Date: 2019-01-07 00:00
バレエの発表会などを行う際の著作権についてです。・「作曲家の死後50年以上経過した音源は、必ずしも自由に使えるわけではない。」とありますが使用できないのは、どのような音源ですか?また、死後50年以上というのは振り付け家の場合も同じでしょうか?・もしも音源や振り付けなど、すべてが著作権をクリアしている場合、JASRACに許可を取らずに発表会などを行っても大丈夫なのでしょうか?・もしも上演した発表会をDVDにして、焼き増しする場合もJASRACに問い合わせをし使用料を払わなければいけないのでしょうか?(著作権の使用料をすでに支払ってるなどの場合)・またその音源や、振り付けの練習風景をスマートフォンで撮影し、SNSで送ったりアップしたりするのは違反なのでしょうか?(著作権の使用料を支払っている場合など)上記はすべてチャリティーではなく、入場料を取って上演した場合です。どなたか詳しい方、教えていただけると助かります!なにか筋違いのことを書いてたらごめんなさい!共感した0###もう少し下調べしてからにした方がいいような・・・この内容に回答するとなると、いろんな方面の話に飛んでいくので、冗長になりそうな予感が。※著作権は譲渡可能ですが、そこまで言い出すと非常にややこしくなるので、以下は「作った人がそのまま権利を持つ(譲渡していない)」という前提です。また、「入場料を取る」ということなので、回答では38条の「非営利・無料・無報酬」の例外については触れません。>・「作曲家の死後50年以上経過した音源は、必ずしも自由に使えるわけではない。」とありますが使用できないのは、どのような音源ですか?まず大前提として、「楽曲そのもの」と「楽曲を演奏した音源」には、別の権利があります。「楽曲」と「音源」は別のものだ、という点に注意してください。「楽曲そのもの」は、作曲した人(歌詞があるなら作詞した人も)が権利を持ちます。有料の演奏であれば、作曲した人の許可が必要です。ただし、日本では著作権の保護期間は、「著作者の死後50年間」なので、作曲家の死後50年以上経過した「楽曲」は自由に利用できます。「音源」ではなく、「楽曲」です。で、「楽曲」を演奏して作った「音源」については、演奏すると、「著作隣接権」が発生します。著作物の中には、「楽曲」とか「脚本」のように、「作った人」以外が実際にそれを「表現」する過程が前提となっているものがあります。そのようなものの場合、「表現する人」には何の権利もない、というのはよろしくないですよね。なので、著作隣接権が存在します。演奏なら、その演奏が公表(客を入れての演奏とか、CD化して販売とか)された後、50年が保護期間です。なので、「作曲家の死後50年以上経過した“楽曲”」であっても、それを「演奏した“音源”」の権利は、演奏ごとに別途発生するわけです。ですので、「著作権切れの楽曲を演奏した音源」の場合、「いつの演奏か」で権利が有効かどうかが決まります。一応ですが、大前提として「音源」を利用したい場合は、「楽曲」と「音源」の両方の許可が必要です。・「楽曲」「音源」両方の権利が有効→両方の許可が必要・「楽曲」は保護期間終了、「音源」の権利は有効→「楽曲」は許可不要で、「音源」の許可が必要・「楽曲」も「音源」も保護期間終了→無許可でOKです。>死後50年以上というのは振り付け家の場合も同じでしょうか?同じです。基本的に保護期間は50年(映画だけ70年)で、起算するタイミングが条件ごとに異なります。個人の著作物なら、基本的に「死後50年」です。>もしも音源や振り付けなど、すべてが著作権をクリアしている場合、JASRACに許可を取らずに発表会などを行っても大丈夫なのでしょうか?「すべてが著作権をクリア」と「JASRACに許可を取らずに」は矛盾していますが。「楽曲」がJASRAC管理なのであれば、JASRACに許可を取っていない=クリアになっていない、です。JASRACは、信託された「楽曲」の権利について管理しているので、管理楽曲の有料演奏で許可がないなら、それは「無断での演奏」です。もちろん、JASRAC管理でないならJASRACは関係ありませんが、その場合は保護期間を終えていない限り、JASRAC以外に権利者がいるはずなので、そっちの許可が必要です。>もしも上演した発表会をDVDにして、焼き増しする場合もJASRACに問い合わせをし使用料を払わなければいけないのでしょうか?(著作権の使用料をすでに支払ってるなどの場合)「演奏」と「複製」は別の行為なので、別途申請が必要です。「演奏の録音」は、「楽曲の複製」に該当します。「別の行為」なのですから、料金も別です。「演奏」だけしたいときに、「複製」の分も勝手に料金に含まれていたらイヤでしょう?一応、「複製」は個人的に行う範囲なら無断でもOKなので、質問者さんが個人的にカメラで録画する等して、個人的に見るためのDVDにするのは無許可でOKです。「売る」とか、「メンバー内で配布する」、とかだとダメです(「メンバー」が相当少人数なら問題視されないと思いますが)。>・またその音源や、振り付けの練習風景をスマートフォンで撮影し、SNSで送ったりアップしたりするのは違反なのでしょうか?(著作権の使用料を支払っている場合など)「ネット上にアップロードすること」は、「公衆送信」です。なので、「著作権の使用料を支払っている」というのが、「公衆送信」についての使用も含んでいるかどうか次第です。著作権の中には、いろんな権利が設定されていて、一口に「著作権の許可」と言っても、どの権利についての許可なのかは違っています。「演奏」の許可だけで「複製」はできませんし、「複製」がOKでも「公衆送信」までOKとは限りません。なので、「やりたいこと」がどの権利にかかわるのかを確認し、該当する権利についての許可を得ることが必要です。ナイス0
###あ、間違ってました。>一応ですが、大前提として「音源」を利用したい場合は、 「楽曲」と「音源」の両方の許可が必要です。の部分は、sho********さんの回答が正解です。単純に音源を流すだけなら、有料公演でも音源の許可は不要ですね・・・感覚的に分かりづらい部分ですが、「CD等を再生する」のは、著作権法上の「演奏」に該当します。
###著作権と著作隣接権について学ぶべきです。楽曲の著作権が切れていても演奏や録音が50年以内なら著作隣接権があります。ただ、複製を伴わない限りは上演するだけなら著作隣接権は関係ありません。著作隣接権には演奏権がないので。DVDに録画する場合は権利が働きます。結婚式場でもよくCD-Rではなく購入したCDを持参するように式場から言われますが、CDを再生するだけならレコード会社に許諾が要らないからです。あとはご自身で学び答えを出せばよいでしょう。ナイス0

 

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